3月30日練習日記

フルートのAです。

先週に引き続き公民館祭りに向けての練習を行いました。
前半ではYさんの指導のもと「鉄腕アトム」を後半ではみんなで注意点や気になったとこを意見を出しあいながら、演奏予定の曲を合奏し充実な時間を過ごしました。

エキストラの方も数名参加され、改めて楽器がそろうといいなぁと思う、今日この頃です。
これ以上団員が減ることのないよう、祈るばかり。

最近、Kさんの指導のもと基本に立ち返り、音作りに力を入れてます。
これを機に自分の出したい音は何なのか、自分の楽器は本来持っている音を出しているのかを考えてみるのもいいと思います。

音色には人それぞれ好みもあると思いますが、pでもホールの最後部まで届くよう、
fでもまわりの音を掻き消さない澄んだ音が出したいです。

何も考えず、意識せず気持ちよく音を出すまではしばらく時間がかかりそうですが、
最初は考えなければ始まりません。気付く事が大切。
そんな意味でも基礎練習は初心に帰れるし、新しい発見もあり有意義な時間です。
あとは、やはり本物を聴くことですね。

残念なのはせっかく基礎練習できれいな響きになっても、いざ合奏になると、
自分の世界に入り、音符に追われ、音が汚くなり、バラける事です。
合奏とは何人か集まってただ演奏するのではなく、
読んで字の如く「音を奏でて、それを合わせる」事です。
ピッチ、テンポ、アインザッツ、アーティキレーション、ダイナミクス、ブレス、奏法、フレージング、曲のイメージ…等々。合わせる事がたくさん。

そして一番重要なのはみんなの「気持ち」かな。
人の集まりが「和」となり音の集まりが「和音」になる。
皆がそれぞれに具体的な目標を持ちながらも、綺麗なハーモニーを紡ぎだしたいです。

そして「吹いて奏でて楽しい団体」になったら自然と人も集まるのかな。
初夏の澄み切った青空に美しい音が響き渡る公民館まつりになったらいいな。
「室内」ですけど!

さてお題のリベンジしたい曲ですがホルストの「吹奏楽のための第一組曲」です。
あまりにも王道すぎますが、学生時代は棒を振っていたのでプレーヤーとしてやってみたいです。